固定資産税は、自分が所有している不動産の価値によって決まってきます。
単純に大きさや広さではなく、あくまで価値によるものですので、小さい不動産を所有しているからといって、少額とは限らないので注意が必要になります。
固定資産税評価額は、土地や建物の時価の70パーセントと定められています。
不動産の時価は、自分が住んでいる自治体の調査結果が反映されます。
2022年時点では、3年に1度のペースで調査が行われ、評価額の見直しがされているそうです。
また、土地の価値だけでなく、建物の状況によっても、固定資産税の支払い額は変化してきます。
土地の価値は変わらない場合でも、建物の経年劣化の関係で、固定資産税の評価額は下がるケースが多いのです。
また、戸建ての固定資産税額は、土地全体に対して課税される計算になっていますが、マンションの場合では、マンションが建てられている土地の敷地面積を、マンション内の戸数で割る所有区分が採用されています。
同じ広さの戸建てとマンションを比較した場合には、マンションの方が、土地に対する固定資産税がリーズナブルになる傾向があります。
しかし、減価償却期間が、戸建ての場合には22年となっていますが、マンションの場合には47年と倍以上になっていますので、固定資産税の金額は、マンションの方が下がりにくくなっています。
Copyright © 不動産投資における固定資産税という存在について, All rights reserved.